Children's Peace Garden

 

作 ハンク・ブルース&トミ・ジル・フォーク

絵 こまつみほ 翻訳 こまつみほ&こまつはなえ 編集 こまつはなえ

2020年12月25日発行 ​リーブル出版

【あらすじ】

ベスの周りには、いろんな国から来た子どもや障害のあるお友だちがたくさんいます。子どもも大人もけんかや争いばかりしていることに心を痛めたベスたちは、ゴミ捨て場になった街の空き地を“平和のお庭”にすることを思いつきます。はたして、どんなお庭になるのでしょうか?

 
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​わたしたちのピースガーデン

 

前作“Miracle of the Moringa Tree (邦題:モリンガのきせき)”に続き、2014年にアメリカで出版されたハンク&トミ夫妻の著書“Children's Peace Garden”のイラストを姉みほが担当した。

今作は人種差別や障害のある人に対する偏見やいじめ、戦争やいざこざをなくしていく「平和」がテーマとなっており、2020年に東京で「平和の祭典」が開催されることが決定した時からずっと、2020年までに日本語版を完成させることを目標にしていた。

 

しかし、前作以上にハンク&トミ夫妻の熱い想いが詰まっており、文章量の多さに翻訳も編集構成も悪戦苦闘。さらにはアメリカのとある街に住む子どもたちが主人公である本作は、アメリカという国の特徴ともいえるだろうが、さまざまな国にルーツを持つ子どもたちが登場し、名前のカタカナ表記が本当に正しいかどうか、そしてところどころに登場する実話に基づくエピソードなど校閲にも苦労した。

日本語翻訳版では原作者に許可をもらい、より躍動感のあるストーリー構成に編集し、英語版にはないイラストをふんだんに追加したところも見どころのひとつとなっている。

前作ファンのために、みほがちょっとした遊び心でイラストに“モリンガ”を登場させているので、ぜひ探してみてほしい。